藤永優が拘る製品開発 【HYPER REV クラッチ編】

スクーターの「命」と言っても過言ではないのが、クラッチ部分でしょう。
エンジンのパワーをCVTが後方駆動部分にベルトで伝達し、トルクカムの回転と共にクラッチは回り始め、クラッチが回った際に発生する遠心力でクラッチシューが開き→クラッチアウターにくっ付き、ギヤを回しタイヤを回す。
つまりここで重要なのは “クラッチ” ってことを理解してください。

CVTから伝わる力を後方に伝えるベルトもそうですが、そのお話は次回にしますね。

JOSHO1はクラッチの圧着について注目しました。
車体が100キロオーバー+人(体重)、その重量にプラスしてエンジンパワーをクラッチの圧着のみで支えているのです、ここに加わる力って想像がつきません。
そこをカバーしているクラッチ(遠心クラッチ)って凄いと思いませんか!? だからこそ開発でシューの材質選定にはコスト度返しで、幾度となくテストを行い決定・採用致しました。

クラッチシューが滑ってはタイヤは回らず、中途半端に食いついてはクラッチシューは滑ってパワーが路面にうまく伝わりません。
逆に食いつき過ぎても、クラッチ切れが悪く、発進や低速での再加速時に繋がりっぱなしになり、加速にムラが出てしまいます。
発進時、ある程度回転が上がり適正な回転でクラッチミートしてこそ良い発進が得られます。

※重要なポイント
①シューの食いつき(圧着力)
②シューの重量(重すぎない・軽すぎない)
③シューのあたり面
④クラッチアウターとの相性

クラッチシューのあたりについて、少しお話しいたしましょう。
HYPER REV クラッチの場合、クラッチ本体とクラッチアウターとのクリアランスを絶妙に調整しております。(他社製品も同じだとは思いますが・・・)
新品交換後、約10キロほどの走行でシューとアウターのあたりはほぼ100パーセント近くになります。(これは他社製品では少ないかと)
シューのあたり面が大きくなる事で、発進・加速時にクラッチアウターとのスリップが減り、当然バイクはロスなく前へ前へ進みます!
あたりが早いだけでなく、通常は何キロも走行するとシューとアウターの摩擦で削れた、シューの粉やダストなどがクラッチアウター内側に混在し滑りなど悪影響を及ぼします。
その改善策として、HYPER REV クラッチのクラッチアウターにはシューのあたり面にホール(穴)を設け、シューの粉やダストといった悪影響を及ぼす物を排出する効果も持ち合わせており、長く安定した発進・加速が得られます。
実際、私たちが台湾で戦うレース車両は1年間放置(メンテナンス時に確認は行っておりますが)でクラッチによるトラブルなどは一度も起こっておりません。

現在では多様なクラッチがあり、各メーカーはアイデアを絞って色々な物を作り出しています。
ですが最近はデザイン重視な物も多く、実際の走行では問題があるなど台湾ではトラブルが多く見受けられます、これはアウターをより軽く軽快なデザインにした際に起こりうる “アウターの歪み” による振動や発進不足。 アウターが歪むとクラッチミートがうまくできなくなり、走行に問題を抱えてしまうのです。
弊社はクラッチアウターも長く安定した走行を考え、造り出していますのでご安心ください。

弊社が自信を持ってお勧めできるクラッチセット! 「HYPER REV クラッチ」を一度お試しいただけましたらスタッフ一同嬉しく思います。
HYPER REV CLUTCH 商品ページ
設定車種 : CYGNUS X ・ BW'S R ・ PCX125
価格 : \14,800 + 税